「社会を明るくする運動」強調月間、再犯防止啓発月間に合わせ7月24日、被害者支援をテーマにしたミニ集会が上平間第3町内会館で行われ、約50人の地域住民や関係者が参加した。主催は中原区更生保護女性会。同会の地区ごとに開かれている集会で、今年は玉川地区で実施された。
多摩区登戸の路上で児童らが刃物で襲われた事件が5月に発生したことから、今回は被害者担当保護司の松本陽子さんを講師に招き、被害者支援について集会が開かれた。松本さんは被害に遭った際の相談方法や寄り添い方について講演=写真、「加害者にならなくても、被害者やその関係者になる可能性は誰にでもある」と話し、被害者支援の必要性を訴えた。
参加者からは「保護者による児童虐待について、地域がどこまで関わればいいのか分からない」「すぐ身近に起こるかもしれない。もっと詳しく話が聞きたい」などの声が上がった。
犯罪者の更生や社会復帰を支援する保護司とは違い、松本さんは被害者側を支える横浜保護観察所の被害者担当保護司として活動している。県内には3人おり、被害者担当保護司の全国連絡会の設立にも携わった。
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