中原区 社会
公開日:2020.03.13
中原区人口動態
転入超過、20代が最多
出生数・自然増とも市内トップ
川崎市は先月25日、2019年の人口増減についてまとめた「川崎市の人口動態」を公表した。昨年1月から12月の間に、市全体の人口は1万3890人増加(前年比1491人増)。市内7区とも7年連続で増加となり、中原区は3408人増(前年比720人減)だった。
区別でみると、中原区は近年トップが続いていたが、今回は幸区が3584人で最も多くなり、1972年の政令指定都市移行後では初めての結果になった。
中原区の出生数は区別で最も多い2848人、死亡数は1566人で、自然増減(出生数―死亡数)は1282人増となった。自然増減が前年を上回ったのは中原区(前年比34人増)のみ。市全体の自然増数は、1744人で初めて2千人を下回った。
転入から転出を差し引いた市の社会増減は、23年連続で転入超過。超過数の多い年代は20代で、中原区が区別で最も多く、「20〜24歳」(2004人)、「25〜29歳」(1365人)となっている。加えて「15〜19歳」(328人)を除き、その他全ての年齢は社会減となった。中原区では2012年以降は転入超過が続いており、転入・転出先は市内では高津区や幸区、市外では横浜市港北区、世田谷区、大田区など、近隣市区が多くなっている。
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