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市平和館 戦争語る品、後世へ 771点の一部を公開中

文化

掲載号:2020年7月10日号

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職員が手にする戦時中の品々
職員が手にする戦時中の品々

 終戦から75年。川崎市平和館(木月住吉町)では1992年の開館当初から、戦時中の日用品などを市民から募ってきた。これまでに寄せられた数は771点に上る(7月3日時点)。

 寄贈品の一部は、常設展や特別展などを通じ一般公開されてきた。女学生が使っていたという麦わらの洗面器、戦況に見立てたすごろくゲーム、焼夷弾の破片など当時の様子を物語る。最近は、陸軍軍用地「溝口演習場」があった宮前区の土地関係者から、境界を示していた石標が届けられたという。

 それでも寄贈件数は年々減少傾向にある。大坪浩行館長は「75年経ち戦争経験者が少なくなり、本人から直接届けられることはまれになった」と嘆く。しかし、それ以上に重視するのは寄贈品に込められた思い出や物語だ。子や孫が伝え聞いていたり、記憶していたりするケースもあり、当時を語る物一つ一つが後世への貴重な財産になる。

8月に「原爆展」

 自宅で過ごす機会が増え、家族が集う盆が近づく今、大坪館長は「自宅に眠る戦時中の物が見つかったら、ぜひご寄贈を」と呼びかける。

 同館では3月に中断、先月再開した「川崎大空襲記録展」を7月19日(日)まで開催。8月には「広島原爆展」を予定しており、広島平和記念資料館から取り寄せた写真やパネルなど約100点を展示するという。

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