中原区版 掲載号:2021年1月22日号 エリアトップへ

下小田中の文化財を後世に残すため記録している 内藤 松雄さん 下小田中在住 63歳

掲載号:2021年1月22日号

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「人との出会い」人生の軸に

 ○…「菊花会や大戸神社、古文書など下小田中は文化財の隠れた宝庫」。後世に伝えるため川崎市地域文化財への申請を進め、今年度も2件認定された。今は亡き父親が著した郷土史を片手に、関連書籍や近隣住民への聞き取りで歴史の裏取りに奔走する。「下小田中は古くからの文化が息づく奥深いまち。それを残していきたくて」

 ○…大学卒業後から24年間、川崎信用金庫で営業担当として勤務。元来の「人好き」を発揮し、顧客一人ひとりと対話を重ねた。稲田堤支店にいた30代半ばで担当した作家の浅田次郎氏との5年間は人生の宝。「毎週必ず2時間、先生と話し込んだ。一つの話題から何千倍にも想像力を働かせる姿に感銘を受けたよ」と懐かしむ。家業の農業を継ぐため、47歳で退職。地域にいる時間が長くなり、町会活動や文化協会にも携わるなかで、生まれ育った下小田中の魅力に気付いていった。

 ○…モットーは「一日一楽」。毎朝布団で、今日一日の楽しみを頭に巡らせてから起床する。年に4回の夫婦での海外旅行が息抜き。趣味の一眼レフを携えて、出会った人や建造物をフィルムに残す。「国によって違う造形やあいさつや景色。そういったものに触れていたい」

 ○…「人との出会いが財産」。特に師と仰ぐ法政大学時代の教授からは、人との繋がりの大切さを学んだ。今も心に留めるのは「どんな人にも丁寧な言葉を使い、向き合うこと」。これは、丸9年になる保護司の活動にも生かされている。「更生し、あいさつに寄ってくれる子もいて嬉しい」と目を細める。夢は、経験をもとに保護司や町会長がテーマの物語をつくること。「僕なりの方法で笑いあり涙あり、そして誰かの役に立つ作品にできれば」

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