中原区版 掲載号:2022年6月24日号 エリアトップへ

児童養護施設「新日本学園」の園長を今年度から務める 三浦 崇志さん 中原区在勤 55歳

掲載号:2022年6月24日号

  • LINE
  • hatena

成長願い、愛情注ぐ

 ○…保育士として働き始めて30年余り。かつては親の失踪や死別した子が多かったが、いま入所理由で多いのは虐待。「感情が前面に出ていた昔のやんちゃな子と比べ、今は内向きで問題が見えづらい」。時代が変わる中、重要なのは子どものささいな変化を見逃さないこと。「ちょっとした仕草、たとえ前向きな行動であっても、普段と違う時は注意が必要。そんな微弱な電波を拾えるかどうか」。経験則を若い職員と共有し、子どもたちの成長を支える。

 ○…人生を変えたのは、二十歳で読んだ司馬遼太郎の小説『竜馬がゆく』。「坂本竜馬の生き方に感激し、人と違うことをやろうと決めた」。当時珍しかった男性保育士を目指したのも、この作品の影響からだ。今でも竜馬の命日には、京都にある墓を毎年訪れ手を合わせる。「史実は違うかもしれないけれど、あの竜馬への憧れが私の人生の糧になっています」

 ○…妻と息子3人の5人家族。双子の次男と三男は超未熟児で産まれ、三男には聴覚に障害が。双子ながら違いが生じたことに初めは葛藤もあったが、「でもこれが三浦家なんだ」と前を向いた。わが子と過ごす時間よりも仕事で他人の子といる方が多いことから、妻に対し心苦しさやジレンマを抱えたが「できることを全力で」。そんな懸命な父の姿を見てか、思春期になっても家族旅行をともにする息子たちには「うれしいよね」。

 ○…「職員が納得して働くことで気持ちにゆとりが生まれ、子どもたちの生活の質向上にもつながる」。後進を育てることが最大のテーマだ。地域から寄せられる温かい支援にも感謝を忘れない。「親と過ごせない悲しさを補うほどの経験をさせてもらっている。必ず将来のためになると思う」とほほ笑んだ。

中原区版の人物風土記最新6

三浦 崇志さん

児童養護施設「新日本学園」の園長を今年度から務める

三浦 崇志さん

中原区在勤 55歳

6月24日号

小沢 正勝さん

川崎市市民ミュージアムの館長を今年度から務める

小沢 正勝さん

等々力勤務 56歳

6月17日号

新見明輝(にいみあき)さん

フラッグフットボール15歳以下代表に選出され、今月海外で試合に臨む

新見明輝(にいみあき)さん

下小田中在住 16歳

6月10日号

田中 滋さん

50周年を迎えた「幸友さつき会」の会長を務める

田中 滋さん

下小田中在住 84歳

6月3日号

長野 千紘さん

劇団四季ミュージカル『ロボット・イン・ザ・ガーデン』でタング役の

長野 千紘さん

川崎市在住 劇団四季俳優

5月27日号

吉田 明宏さん

(株)川崎フロンターレの代表取締役社長に、4月8日付で就任した

吉田 明宏さん

高津区在勤 58歳

5月20日号

参院選神奈川立候補予定者アンケ

神奈川県選挙区の立候補予定者にアンケートを実施。回答を政治の村サイトで公開中

https://seijinomura.townnews.co.jp/election/2022/sangiin-q.html

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 6月24日0:00更新

  • 6月17日0:00更新

  • 6月10日0:00更新

中原区版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

中原区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2022年6月24日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook