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中原区 社会

公開日:2025.08.29

境内に響き渡る鳴き声
「鈴虫祭り」盛大に

  • スズムシを譲り受ける親子

  • 福田市長から感謝状を受け取る小林会長

 中原区の夏の恒例イベント「かわさき鈴虫祭り」が8月24日、宮内の常楽寺(通称・まんが寺)で行われ、子どもから高齢者まで多くの人が訪れ、にぎわいをみせた。

 新城鈴虫愛好会(小林政男会長)の主催で毎年夏に行われている同イベント。44回目を迎えた今年も、朝からスズムシの鳴き声が境内に響く中で、開始前から多くの人が行列を作った。

 同寺住職の法要の後、会員が卵からふ化させ育てたスズムシが、自宅から虫籠を持ってきた来場者に次々に配布された。また福田紀彦川崎市長や市民から寄せられたスズムシに関すること、日常生活や過去の思い出などをつづった文や詩、絵などが収められた「すず虫文集」も来場に配られた。

 同会は約1200匹126籠を川崎市に寄贈。福田市長から感謝状が贈呈された。

 同会の小林会長は「命を大切にすることがこのイベントの目的。殺伐としている今の世の中で、大勢のお子さま連れの人が来てくれた。スズムシを育てる人も高齢化し少なくなってきている。続けられる限りこのイベントを継続していきたい」と話した。

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