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公開日:2025.10.17
武蔵新城駅周辺
まちの本棚を巡ろう
25日からスタンプラリー
秋の読書週間に本と人をつなげる、まちの本棚巡り――。武蔵新城駅周辺の本を扱う6施設を回って楽しむスタンプラリーが、10月25日(土)から11月8日(土)に初めて開催される。主催は(一社)プラスケア「保健室となり文庫」(上新城)。本と触れ合いながら新たな発見や出合い、地域とのつながりを育むことが狙い。
新城で健康相談などを行っている「暮らしの保健室」の代表・西智弘さんが「安心してひとりでいられる、本のある居場所」として4月にオープンした保健室となり文庫。文芸書などさまざまなジャンルの本1000冊以上をそろえる。
スタンプラリーは、本好きの西さんが「気軽に立ち寄り、人と出会い、ほっとできる空間をつなげていきたい」と企画。武蔵新城駅周辺で本を扱う店、自由に読むことができる場所に声を掛けて実現した。
参加施設は、旧社員寮を再活用した複合施設として地域に開かれたカフェ空間を併設する「千年共店」、シェアハウスとゲストハウスなどの創造拠点を営む「TACO HAUS」、地域密着の書店を目指し、文具コーナーも充実した「文教堂新城駅店」、約700冊の本をそろえるブックカフェ「Shinjo Gekijo」、幼児用の絵本や中学生向けの小説が並ぶ「えほんの森図書館」、保健室となり文庫の6つ。各所にスタンプが設置してあり、すべてを集めると特典と交換できる。各店で受けられる特典は、有料席の無料利用や文具用品割引など。
えほんの森図書館の内田正志さんは「各店に並ぶ本に触れ、いろいろな場所で本と向き合いながらイベントを楽しんでもらいたい」と話した。
記念トークショーも
キックオフイベント「真鶴出版さんにいろいろ聞いちゃおう!の会」が26日(日)に千年共店で行われる。午後7時15分から9時15分。真鶴町で泊まれる出版社を経営し、魅力的な本を生み出し続けている同社の來住友美さんをゲストに招き、西さんと対談を行う。先着35人。軽食と1ドリンク付きで参加費500円。
「まちの本棚巡りスタンプラリー」は、自宅の軒先に本や自分の作品を並べて、誰もが自由に表現活動しようとする取り組み「かわさき・のきさき・アート」の一環として実施。西さんは市の協力を得ながら「来年以降も続け、参加店が50店、100店と市内全域に広がるイベントになってほしい」と思いを込める。
詳細は「保健室となり文庫」のウェブサイトにあるイベントページ。
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