中原区 トップニュース社会
公開日:2026.02.20
区内拠点の学習支援団体
「外国人の子たちを応援」
2月28日、映画上映・学習会
多文化共生を推進するため、外国につながる子どもたちに寄り添う活動をしている学習支援団体・多文化活動連絡協議会が2月28日(土)に川崎市国際交流センター(木月祗園町)で「多文化映画(上映)・学習会」を開く。日本に暮らしながら、『在留資格』という壁に翻弄(ほんろう)される子どもたちについて知ってもらうことが狙い。
今回の映画上映学習会は、外国人の子どもを応援したい人たちが対象。当日は、幼いころから日本で育つが家族の難民申請が不認可になり、日常が一変するクルド人の女子高生を描いた映画『マイスモールランド』を上映する。学習会では識者や支援者、かつて団体の支援を受けていた当時者らが生の声を届けるという。午後2時から4時40分。入場無料。事前申込制で先着120人。
同協議会のメンバーで支援に当たる高校教員の五十嵐とし江さん(65)は「純粋に映画として楽しめる内容。見終わってから心に残ったものを大切にしてもらえたら」と思いを込める。市立橘高校1年のときから参加し、今は上智大学大学院で中東地域の政治を学ぶ久永優吾さん(25)は「言葉が分からず、将来の見通しも立たずに絶望している子どもたちがいることを知ってほしい」と願う。
進学や生活相談も
2005年創立の同協議会は、主にネパールやフィリピン、中国などにルーツがある小学校の高学年から中学生の子どもたちを応援。学習支援をはじめ、進学や生活を支える活動にも幅広く取り組んでいる。代表の中村ノーマンさん(66)は「彼らが学び続けるために支援やアドバイスを行い、専門家につなげることが役割」と団体の趣旨を話す。現在は高校生から中高年のメンバー約30人が支援者として活動している。3年間支援してきたネパール人の女子高生が、2月7日に国際交流センターで開催された「外国人市民による日本語スピーチコンテスト」に出場。日本語を全く話せないところから努力し、今は高校に通いながら部活やバイトに励み、看護師になりたいという将来の夢を発表した。
その学習支援も担当している社会福祉士の榊原圭美(たまみ)さん(51)は「映画に登場する日本の男子高校生が実情を知ってショックを受けるが、見る側のみなさんと同じ気持ちだと思う。まずは知ることが大切」と訴える。中村さんは「互いを思いやることから多文化共生は始まる。学習会で一緒に考えてほしい」と参加を呼び掛ける。問い合わせは【メール】apply@mcajp.com。
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