中原区 文化
公開日:2025.10.17
垣内宣子さん
大戸小へ作品寄贈
同級生も集い祝福
内閣総理大臣賞などの受賞歴がある中原区在住の画家・垣内宣子さんが10月9日、母校の大戸小学校に作品を寄贈した。
この日は1954年卒の同級生ら25人が参加した同窓会も行われ、卒業以来70年ぶりに訪問したという人も寄贈に立ち合った。校長室では、同級生から「垣内さんは小学生のころから絵が上手だった」「同級生からプロの画家になる人がいてすごい」という声もあがり、昔話に花が咲いた。垣内さんは「おとなしい子だったけど、小学生のころからよく絵を描いていた。入賞してみんなの前で表彰されたことが良い思い出」と当時のことを振り返った。
今年5月には6年生に向け図工の課題「私の大切な風景」をテーマに講演した垣内さん。滝澤純子校長は「学校生活の中で垣内さんの作品に触れてきた児童たちは、本人を前にして喜んでいた。偉大な卒業生であり学校の誇り」と称えた。寄贈した絵画の作品名は「サンタルチア港と卵城」。
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