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中原区 社会

公開日:2025.12.26

「平間の魅力」フェスで発信
児童ら企画 公園にぎわう

  • 自作のガイドブックを配布する児童

 「サステナブルな町平間」をテーマにしたイベント「平間公園なかよしフェスティバル」が12月12日、13日の2日間、同公園で開催され、多くの人で会場はにぎわいを見せた。

 今年で2回目となった同フェスティバル。今回は、同実行委員会と平間小6年生の共催で行われた。6年生の総合の授業の学年目標が「サステナブルな町平間」を掲げていることから、今年は「多くの人に平間の町を知ってもらい、来てもらえる町にしたい」との思いで、子どもたちが自らイベントを企画し、運営、広報などを手掛けた。

 初日は、寒風が吹き荒れ、当初予定していたテントを張ることができない中でも、子どもたちは、事前に調査してきた平間の町の魅力を紹介するために作成したガイドブックを配布。企業とコラボしたオリジナルグッズの販売などを行った。

 2日目は、児童のブースに加え、実行委員会が企画したフリーマーケットやワークショップ、飲食ブースなども出店され、会場を訪れた家族連れなどが企画を楽しんだ。家族で訪れた同校2年の男児は「楽しかった。自分も6年生になったときにやってみたい」と話し、母親は「子どもがお小遣いの範囲で買い物できたり、6年生と触れ合える機会にもなったし、大人も楽しめた」と感想を述べた。

「来年は今年以上に」

 飲食ブースを出店したNPO法人くるみー来未の太田修嗣理事長は「地域の中で障害者と子どもたちが触れ合える機会は少ない。貴重な場になった」と振り返った。高橋美里実行委員長は「引き続き、子どもたちや地域の皆さんと一緒に笑顔あふれるイベントを平間公園で開催していきたい」と総括した。同校6年の木田碧さんは「自分たちで準備してきたので多くの人に来てもらえて良かった」と話し、小林美緒さんは「去年の6年生を見て、より工夫をして改善した。来年も今年の課題などを生かしながらもっと盛り上げてもらえたら」と期待を寄せた。

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