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中原区 社会

公開日:2026.01.09

(株)雪平工務店伊波晃さん
型枠大工で初の認定者に
かわさきマイスター

  • 仕事のやりがいを語る伊波さん

  • 型枠に使うベニヤを加工

 川崎市は12月、今年度の「かわさきマイスター」の認定者を発表し、5人が新たに認定された。中原区からは(株)雪平工務店(宮内4の4の3)の型枠大工・伊波晃さん(61)が選ばれた。

 「かわさきマイスター」は、優れた技術・技能で川崎市の産業の発展や市民生活の向上に尽力し、後継者や若手の指導に熱心に取り組んでいる現役の職人に対し贈られる称号。1997年からスタートし、86職種134人が認定を受けている。

若手に技術を

 伊波さんの職業である型枠大工は、鉄筋コンクリート造の建物を建築する際、建造物を設計通りの形状に合わせて枠を造る仕事で、川崎市役所新本庁舎の復元棟の型枠工事も取り仕切った。「型枠大工では初のマイスターだと聞いた。選ばれてよかった」と笑顔で話す。

 沖縄県出身の伊波さんは、父親が型枠大工だった。20代で就職する際、「自然の流れで」とこの道へ。当初は、仕事、技術を教えてくれる人がいない中、親や先輩の仕事を見て学び、やって覚えていったという。

 正確な型枠に加え、荷重を支える堅牢な支保工(仮設構造物)を組み立てることもこの型枠大工の仕事。型枠と支保工は、建物の見た目の仕上がり、耐震性など優れた建物にするために不可欠なものだ。ミリ単位の精密さが求められる中、同社でもわずかしかいない型枠施工技能士1級の保持者として、熟練した技術と豊富な経験でさまざまな現場を支えている。「きれいにできたときはうれしい」と仕事の醍醐味(だいごみ)を語る。

 今後は、若い人や外国人技能実習生に、自身の技術や経験を教えていくことが目標だ。「難しい土地、建物はやりがいがある。若手が同じようにできるよう育てていいきたい」と語った。

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