麻生警察署は7日、仲町橋東交差点(片平4の3)に信号を新たに設置し、同日点灯式を行った。同交差点では、2012年に死亡事故が発生したため、事故直後から片平町会が信号設置の要望活動を行っていた。麻生区内で信号が新たに設置されるのは、11年11月に設置されて以来、約2年ぶり。
点灯式には近隣の片平小、柿生小の児童約220人などが参加した。同暑の小林久署長の「点灯」という号令で信号を点灯。小林署長は「信号が取り付けられても、ルールをきちんと守らなければ意味がない。青信号でもよく見て横断してほしい」と話した。また、仲町橋東交差点には1本のみだった横断歩道は、2本に増設された。信号点灯後には、参加した児童らが元気よく手をあげ、渡っていた。
約2年の要望活動
同交差点では2012年にトラックによる事故が発生しており、一度に2人の死者が出ている。また、11年にも自転車と乗用車が接触した事故が起こっている。
片平町会は、死亡事故の反省を生かし、信号のない同交差点での事故再発を防ごうと、信号取りつけの要望活動を約2年間続け、設置にいたった。
同町会の村野茂会長は「子どもたちの通学にもよく使われる交差点なので、地域住民の方々からも非常に喜ばれている。地域の安全が保たれればと思い、要望していた。これからも地域の交通安全に貢献していきたい」と話した。
麻生区版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|