麻生区選出の市議が11月10日、区選出市議団として「2017年度 麻生区重点予算要望」を福田紀彦市長に手渡した=写真。出席したのは雨笠裕治市議(民進みらい)、花輪孝一市議(公明)、勝又光江市議(共産)、月本琢也市議(無所属)の4市議。
この日は花輪市議が全8項目から成る要望の概要を説明。出席した市議からは地下鉄延伸やコミュニティ交通網整備、街路樹整備の重要性などが語られた。提出された重点予算要望の主な内容は以下の通り。
(1)川崎新都心「新百合ヶ丘駅周辺」に相応しい街づくり…「芸術のまち構想」の更なる促進、周辺混雑解消策の具体化、区役所周辺を含めた北口の抜本的な再編整備など。
(2)環境対策に配慮した区内主要都市計画道路等の整備促進…世田谷町田線・横浜上麻生線等の整備促進、バイパス路線としての柿生町田線早期整備など。
(3)コミュニティ交通網の整備・拡充…岡上西地区コミュニティ交通導入への支援強化、細山・金程・向原など区内北部の交通不便地域へのコミュニティバス導入支援など。
(4)鉄道輸送の充実と安全対策…横浜市営地下鉄3号線延伸への予算措置、ロマンスカー停車数の改善促進、柿生駅周辺の再開発推進と南北自由通路の新設検討など。
(5)都市農業の振興…区内農業振興地域への抜本的支援策と、違反転用農地への改善対策推進など。
(6)緑陰型公園・里山の整備…公園樹木や歩道街路樹などの維持管理拡充、市内緑化ボランティアへの支援拡充など。
(7)市民利用施設等の充実…「老人いこいの家」早期整備、小児・産婦人科および夜間・休日救急医療の拡充など。
(8)防災・防犯・安全対策について…指定避難場所を細分化し、ネットワーク再構築と防災拠点へ備蓄品の常時確保、防犯カメラの積極的設置、学童通学路安全対策の推進など。
麻生区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|