田園調布学園大学(区内東百合丘・櫻本光学長)で進められていた校舎建て替え事業で、このほど新施設「なでしこホール」が完成し一連の事業が完了した。今後はより地域に開かれた大学の運営を目指していく。
同大学が進めていた校舎建て替え事業は2016年1月に研究室や教室、事務室、PCルームなどの機能を備えた2号館の新築と、今年1月に完了した、教室が入る1号館にエレベーターを設置するなどの改装工事、このほど新築したなでしこホールを含む取組み。
新たに建てられた鉄骨2階建てのホールは壁面をガラス張りにすることで開放感を感じさせる造りになっている。建物は上から見ると五角形になっており、これは大学の校章である「なでしこ」を模したデザインによるもの。1階部分は約270平方メートルあり、学生や教職員の交流スペースのほか、2月に行われる地域の小学生らによる職業体験イベント「ミニたまゆり」でも活用されるという。2月中旬からの供用を予定している同ホールだが、今後は地域の式典などでも活用できるよう施設の貸し出しも検討していくという。
同大では「これからの大学は地域に開かれた姿勢であるべき。学生が活用する以外の利用法など、地域の方々からアイデアも頂いていきたい」と話している。
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