神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
麻生区版 公開:2018年10月5日 エリアトップへ

基準地価麻生区住宅地 川崎横浜で唯一の下落 鉄道ダイヤ改変で期待も

経済

公開:2018年10月5日

  • X
  • LINE
  • hatena

 県内の住宅地、商業地などの基準地価(7月1日時点)が9月、県から発表された。麻生区の平均変動率は商業地で堅調な伸びを見せる一方、住宅地は昨年比較で微減。川崎市と横浜市で見ると、住宅地価のマイナスは麻生区のみとなった。

 基準地価は県内927地点で調査され、麻生は住宅地14地点、商業地2地点の1平方メートルあたりの価格が公表された。

 商業地は新百合ヶ丘駅南口の「上麻生1丁目5番3」が114万円で、前年から6・5%上昇。もう1地点も地価は上昇しており、2地点平均で4・1%上昇した。

 一方、区内住宅地は対象14地点の内、昨年比較で上昇したのは3地点、横ばいが6地点、下落5地点。平均価格は17万3700円で、前年から0・1%下落した。川崎と横浜、両市で見ると、横浜市旭区が昨年の横ばいから0・3%の上昇に転じたことで麻生区が唯一の住宅地価下落となった。

利便性に注目集まれば

 県は麻生区の起伏の多さなどを今回の地価微減要因と分析。区内不動産店の東急リバブル(株)新百合ヶ丘センターも「最近は共働き世帯が多いこともあり、駅徒歩圏内は好況だが、ほかの地域では下落していて、その差が広がっている」としながら、一方で「4月の小田急線ダイヤ一新以降、横浜や都内からの土地購入希望者が増えている。利便性に注目が集まれば地価上昇も見込まれるのでは」と期待も見せている。

麻生区版のトップニュース最新6

災害時のトイレ、備えは

能登半島地震

災害時のトイレ、備えは

携帯用不備60% 市、啓発に力

3月29日

「もの忘れガイド」刷新

麻生区

「もの忘れガイド」刷新

増える認知症高齢者、支援

3月29日

「こども大学」で学び提供

小田急不動産×多摩大学

「こども大学」で学び提供

3月30日 体験会・講座 

3月22日

11年ぶり、全面刷新(リニューアル)

川崎市ホームページ

11年ぶり、全面刷新(リニューアル)

利便性、視認性を向上

3月22日

「電子商品券」を導入へ

4月から

「電子商品券」を導入へ

市、ふるさと納税の返礼品

3月15日

檜山公園の活用模索

川崎市

檜山公園の活用模索

実証実験2年目で手応え

3月15日

あっとほーむデスク

  • 3月29日0:00更新

  • 3月1日0:00更新

  • 1月19日0:00更新

麻生区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月29日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook