2月 February あさおマンスリー 麻生区長 多田貴栄
麻生区の人口は本年1月に18万人を超えました。魅力ある麻生区で暮らすことを選ぶ方が増えていることを、とても嬉しく思います。一方、麻生区は高齢化率が23・６％と、市内で最も高いです。お元気な高齢者も大勢いらっしゃいますが、高齢化に伴い認知症が増えている現状もあります。
認知症は脳の病気で、誰もが発症する可能性があります。麻生区では、「認知症を自分事として正しく理解し、地域で認知症の人や家族をサポートできるまち」を目指し、関係機関や団体の連携による「あさおオレンジプロジェクト」で様々な取組を進めています。
今、区役所ロビーで認知症の方の声をパネル展示しています（〜２／20）。「どうなるのか怖い」「笑顔でいたい」など、ご本人が感じている不安や希望、やりたいことなど思いが伝わってきました。認知症の方やご家族がよりよく暮らしていくためのヒントになる資料も配布しています。
「認知症になっても大丈夫！そんな麻生区をめざして〜認知症の人から学ぶ思い・願い〜」をテーマに講演会を２月18日に開催します。認知症とともに生きるご本人の体験談をとおして、認知症になっても安心して暮らせる地域について考えるきっかけにしていただきたいと思います。
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