多摩区の生田浄水場用地に建設予定の新スポーツ拠点「仮称・フロンタウン生田」の整備計画について、課題を話し合う連絡協議会が発足。地元団体、運営事業者の川崎フロンターレ、市上下水道局で編成するメンバーが今月6日、第3配水工事事務所で初の会合を開いた。
同協議会は近隣町会・自治会や多摩防犯協会、多摩交通安全協会、市民団体の代表ら14人を含む総勢21人で編成。営業時間、多目的広場や駐車場ほか敷地内の施設配置、照明など整備内容について協議するのが目的だ。
この会合は4月に開く予定だったが、新型コロナウイルスの影響で延期に。当日は19人が出席し、フロンターレの事業計画に基づき、クラブ担当者が施設配置の変更点や調整事項などを説明。住民側からは、防災拠点の役割も持つ「ふれあい広場」の仕様や一時避難場所としての機能、周辺の道路整備、北側に設置予定の駐車場出入り口の様式などについて、意見や要望が挙がった。
参加した菅町会の濃沼健夫会長は「地域の皆さんが新しい施設を有効に使えるよう、よりよい用途を考えていく」とコメント。上下水道局の舘信行課長は「これから小規模に協議を重ねる中で、多様な意見をいただきたい」と話した。次回の会合は2、3カ月後の見通しとなっている。
同事業計画は2022年度の完成を目指し、昨年秋に公表。フロンターレが運営する貸し付け用地(約3万3千平方メートル)にサッカーグラウンドや各施設、市の整備用地(約1万5千平方メートル)にふれあい広場などが配置予定だ。
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