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小田急電鉄 終電 来春20分繰り上げ 区内7駅にも影響

経済

掲載号:2020年11月13日号

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小田原線と多摩線が乗り入れる新百合ヶ丘駅(過去の様子)
小田原線と多摩線が乗り入れる新百合ヶ丘駅(過去の様子)

 小田急電鉄は来春のダイヤ改正で、最終列車の運行を20分程度繰り上げることを決定。小田原線の百合ヶ丘と新百合ヶ丘、柿生では上下線で発車時刻が20分ほど、多摩線の区内4駅では下りが20分ほど前倒しされる見通しだ。

 同社では夜間を中心に行う鉄道メンテナンスの担い手不足や安全対策の工事時間の確保に課題があった。ダイヤ改正は2021年春の予定で、平日と土曜・休日ともに対象。朝の運行についても、午前4時台の始発列車を中心に発車を約10分繰り下げ、最終から始発までの間を約4時間に拡張する。

 背景には、コロナ禍による在宅勤務の浸透や外出機会減少など、電車の利の状況の変化がある。同社が発表した全駅の改札入出場者数(平日平均)によると、夜0時台は今年9月で前年比約47パーセント減。終日でみても約24パーセント減っている。

 同社は「夜間を中心に利用が大きく減っており、乗客の働き方や行動様式が従来に戻ることはない」と予測。ダイヤ改正により、メンテナンスの効率化や安全・防災対策工事の工期短縮に取り組む。同時に、同社担当部門と協力会社の勤務環境を改善し、将来の担い手確保につなげたいとしている。改正の詳細は12月中に発表予定だ。

 多摩線五月台駅の近く住む区民は「コロナの状況では終電繰り上げは仕方ないことだと思う。電鉄にとっても大変な時期なのでコロナが終息して、元の生活に早く戻れれば」と話している。
 

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