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麻生区 教育

公開日:2021.03.19

【Web限定記事】市立小6年
笑顔の一日、思い出に
卒業前 よみうりランド満喫

  • アトラクションに乗る児童に手を振る友人や教員=9日

  • バスからの入場口に掲げられた横断幕

 市立小学校の6年生のために川崎市が企画した「かわさき子ども元気プロジェクト」のイベントが3月9日から11日まで、よみうりランド(多摩区・稲城市)で開催された。遊園地貸切の日帰り行事で1日あたり約4千人、3日間で約1万2千人が参加。日光修学旅行の代替として、笑顔で楽しむ姿が見られた。

 初日は中原区と高津区の34校が貸切バスで来園。アトラクションの列に並んだ子母口小の田島あさひ君と佐々木敬大君は「(修学旅行中止は)悲しかった。その分楽しい思い出をつくりたい」と同調。市立小学校長会会長の小杉小・佐藤公孝校長は「卒業前にこのようなイベントができ、本当にうれしい。いろんな方の協力に感謝したい」と思いを語った。

 10日は幸・多摩・麻生の43校、11日は川崎・宮前の37校が参加。昼食の日光カレーやクイズラリー、著名人からのメッセージ、記念品配布など児童のために多数の企画が用意された。「初めてに近い取り組み。めいっぱい楽しんでもらえる仕掛けを考えた」と同園広報。市担当者は「感染対策を徹底し、(同園の)全面協力で一致団結して実現することができた」と話していた。

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