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麻生区 社会

公開日:2021.05.21

市民活動サポセン
今年度は5団体を採択
地域コミュニティ活動支援

  • 審査会のようす=同団体提供

 麻生市民交流館やまゆりを運営する認定NPO法人あさお市民活動サポートセンターはこのほど、今年度の「麻生区地域コミュニティ活動支援事業」として、5団体を採択した。

 同事業は、地域の中で人が集い、地域に愛着を持ってお互いの良い関係が築ける活動を支援することが目的。麻生区で活動するボランティアや市民活動団体が地域の新たなコミュニティづくりにつながる「事業」を行う際に、その事業資金の一部を支援する。

 事業実施期間は助成金の交付日から来年3月14日まで。1事業あたり10万円以内。今年度の助成金総額は60万円が予定されている。

 今年2月1日から26日まで事業を募集し、4月15日に公開プレゼンテーションを実施。審査会を経て、「あさお和凧の会」「こどもしんぶん部」「平和を願う会」「音楽ユニットPentas」「岡上アグリ・リゾート」の5団体が採択された。

 同センターの植木昌昭理事長は「本年度は、子ども向けの活動を行っている団体が多く、子ども、親子を通じた新たなコミュニティが醸成されることを期待したい」と話している。

 なお、5団体の事業・イベント等の開催については、区内にチラシ等で配架される予定。

 各団体の事業は次の通り。

〇あさお和凧の会/和凧つくりと、凧揚げ大会を通じたコミュニティ作りを計画

〇こどもしんぶん部/子どもたちのユニークな視点で新聞を発行。街の魅力を発見し、新たな居場所や仲間づくりを目指す

〇平和を願う会/小・中、高校生を主な対象に原爆に関する講演、写真パネルの展示、朗読劇の上演などを企画

〇音楽ユニットPentas/音楽を楽しんでもらえる参加型コンサートで、新たなコミュニティの創出、広がりを願った事業を展開

〇岡上アグリ・リゾート/畑を交流空間として「地域の伝統野菜」の栽培など、農業体験を通じた多世代交流などのコミュニティづくりを企画

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