麻生区 社会
公開日:2021.06.11
児童にマスク寄贈
地元住民が千代ヶ丘小へ
高石地域包括支援センターは5月30日、市立千代ヶ丘小学校を訪れ、地域住民による手作り布マスクを寄贈した。
昨年、コロナ禍でマスクが入手困難な時期に、同センターを中心に地域住民で「マスクプロジェクト」を立ち上げ、高齢者施設などに寄贈する活動を行っていた。
同校に通う保護者から「自然教室でキャンプファイヤーやバーベキューで火を使う際に、不織布のマスクだと危ない」という話を聞き、同プロジェクトに参加していた千代ヶ丘在住の住民有志でマスクを製作。同校へ寄贈することになった。
寄贈されたマスクは計180枚。同センターの職員から、畠山英之校長に手渡された。マスクは、6月23日から八ヶ岳(長野県)で行われる5年生の自然教室で使われる予定。畠山校長は「地域の方が、子どもたちのことを考えて作ってくださり感謝したい。コロナ禍でのマスクの重要性、地域の方の思いを子どもたちにしっかり伝えたい」と話す。余ったマスクは、他の子どもたちに使ってもらえるように、今後、使い道を検討していくとという。
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