麻生区 経済
公開日:2022.04.08
麻生区公示地価
住宅地、市内で唯一下落
商業地は4地点で上昇
国土交通省が先月発表した全国の住宅地や商業地の公示地価。新型コロナから回復の兆しを見せ、川崎市内では、昨年横ばいだった住宅地が0・6%と2年ぶりに上昇、商業地は1・5%と10年連続で上昇。麻生区は、住宅地が市内7区のうち唯一0・1%下落、商業地は1・3%上昇した。
調査対象となった麻生区内の標準地は、住宅地が35地点、商業地が5地点。住宅地では、13地点で前年調査から下落、9地点で上昇、12地点で横ばいとなった。商業地は、4地点で上昇し、1地点で横ばいだった(1地点選定替で変動なし)。
住宅地の変動率が最も高く上昇したのは「百合丘2丁目11の3」の1・6%で価格は38万4千円。商業地は「万福寺1丁目16の5」の3・3%で価格は69万2千円だった。
起伏、分割不可地横ばい、下落
県政策局では、川崎市の傾向について「都心に隣接しているという優位性、都内との価格差もある中で、人口増加も続いており、交通利便性や居住環境の良好な住宅地域を中心に、需要も堅調で地価は回復基調にある」と分析。一方で「起伏のある地勢や、敷地規模が大きくても地区計画等により分割ができない土地が多い地域では横ばいないし、下落で推移している」としている。
公示価格は毎年1回発表され、土地取引や公共事業用地の買収で参考にされる、都市企画区域等から選ぶ標準値の1平方メートルあたりの価格(1月1日時点)で、不動産鑑定士が算出する。県内の調査地は前回と同じ1787地点だった。
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