「横浜市営地下鉄3号線延伸早期完成規制同盟会」(小塚良雄会長)の第4回総会が4月27日、昭和音楽大学北校舎で開催され、今年度の事業計画案など承認された。
あざみ野駅から新百合ヶ丘駅までの約6・5キロを延伸し、2030年の開業を目指す横浜市営地下鉄3号線(ブルーライン)。同会は、区内の企業や団体、学校法人、個人有志で組織され、延伸事業の早期着工・完成に向けて、要望や提案、広報活動を行っている。
総会では、昨年度の事業報告と決算報告、今年度の事業計画案と、予算案が議案として上がり、承認された。今年度は、会報やポスターの作成といった広報活動、地下鉄の基地やルート等の実地見学の事業を計画。出席者からは「まちづくりの視点も取り入れて進めてほしい」「広報活動にホームページなども」といった要望もあがった。小塚会長は「地下鉄誘致がどういう意味を持つか、どういうまちになっていくべきか。コロナ下でこの2年空白の時間を有効に考え、大事なときを迎えている。今年度は、新たな展開をしなければ」とし、「地下鉄延伸における市のまちづくりの基本方針が遅れている。そのアクションに対し、前向きな動きができるよう、支援、応援、協力ができるようにしていきたい」と今後の展望を語った。
総会後には日本大学理工学部土木工学科教授の中村英夫氏を招いて、「駅・まち・マネジメント」にした着目した講演会も行われた。
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