戻る

麻生区 意見広告

公開日:2023.08.04

県政報告【4】
各委員会での初質問に臨んで
神奈川県議会議員 小林たけし

 7月11日に閉会した県議会第2回定例会で、産業振興・環境対策特別委員会や予算委員会で登壇する機会がありました。

【1】脱炭素に向けた太陽光パネル活用について

 神奈川県は2030年度末までに、県内の温室効果ガスの排出量を2013年度比で50%削減すると目標を打ち立てています。県民、県内企業等に日々の生活や事業活動の中で自主的な削減努力を求めていますが、この「自主的」という点が非常に重要です。そして再生可能エネルギーや太陽光など自然エネルギーの活用も、目標達成手段として想定されています。そこで産業振興・環境対策特別委員会にて、私は「東京都や川崎市で話題となった、いわゆる住宅への太陽光パネル設置義務化も手段として考えているのか」と質問。担当部署からは「あくまでも自主的な対応をお願いしており、義務化は考えていない」と答弁がありました。太陽光パネル設置義務化については、中国製パネルへの過度の依存と製造過程での労働者の人権蹂躙、自然災害発生時に巨大なパネルが凶器となる危険性などが以前から指摘されてきました。脱炭素の目標達成に向けて、適切な目標達成手段の検討が必要です。

【2】27年国際園芸博覧会

 2027年3月19日開幕の園芸博は、一都三県で初の万博となります。これまで横浜市が中心になって取り組んできましたが、「県内で開催される万博に神奈川県としてもっと積極的に関与すべき」と予算委員会で訴えました。横浜市への後方支援に留まらず、知事自らがトップセールスで海外からのVIP視察団などを県内各所に案内すべきだと考えます。実務を担う事務局に出向する県庁職員を大幅増員して、将来、県として国際イベントを開催する際の経験やネットワークを蓄積すべきです。麻生区からは小田急線大和駅を経由して相鉄線に乗り換えれば、比較的短時間で会場を訪れることが出来ます。お子さんからお年寄りまで全ての麻生区民にとって、思い出深い身近な万博体験になること間違いなしです。

小林たけし

川崎市麻生区百合丘1-17-5-704

TEL:080-5060-4702

https://www.kobayashitakeshi.com/

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS