麻生区 文化
公開日：2023.09.01
野外映画で非日常味わう
夏恒例イベントに300人
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6.8ｍ×3.8ｍの大スクリーンで作品鑑賞
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うちわでアニメの原理を学ぶ姿も
ＮＰＯ法人ＫＡＷＡＳＡＫＩアーツと麻生区が主催する「なつやすみ野外上映会」が８月26日、王禅寺中央中学校で開催された。約３００人が、校庭に設置された巨大スクリーンでアニメーション作品を鑑賞した。
１９９５年から始まり、区内で夏の風物詩として親しまれる同イベント。秋に行われるＫＡＷＡＳＡＫＩしんゆり映画祭と連携し、今年で23回目を迎えた。
今回は、フランス・イタリア合作のアニメーション作品『シチリアを征服したクマ王国の物語』を上映。公開前には、ジュニア映画制作ワークショップで中学生たちが昨年作成したストップモーションアニメも紹介された。
当日は地元町内会による出店や、アニメーションの原理を学ぶブースも並び、参加者の楽しむ姿が見られた。
参加した深川拓斗さん（小２）は「作品は怖いところもあり迫力があった。お祭りもあって楽しめた」と笑顔を見せた。
同映画祭の岡村浩志実行委員長は「今年は自治会の協力のもと出店も復活し、にぎわいが戻った。本祭に向け、より地域で映画を楽しんでもらえれば」と語った。
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