麻生区 意見広告
公開日:2023.10.13
新百合ヶ丘総合病院 市政報告
救命救急センター設置に一歩前進
公明党川崎市議団 やなぎさわ優
人口減少社会の中で、川崎市は人口増加が続いています。特に65歳以上の高齢者世代は2050年まで増加が見込まれており、県内で最も救急医療需要が増加すると見込まれています。
そうした中、市消防局によると、令和4年の本市の救命救急センターへの搬送開始から病院到着までの平均時間は、南部保健医療機関(中原・幸・川崎)は7分58秒、北部保健医療機関(麻生・多摩・宮前・高津)は11分22秒でした。
搬送時間の差の理由として、私は、南部に救命救急センターが2カ所にあるのに対し、北部は1カ所であることが影響していると考えています。
県内の他地域では、救命救急センターが医療圏内に2カ所のみならず、3カ所あるところも複数存在しています。北部では、新百合ヶ丘総合病院が「救命救急センター指定基準」のすべてを達成見込みであると市は確認しています。7月には、地元住民を中心とした「新百合ヶ丘総合病院への救命救急センター設置を求める会」が5万1630筆の署名を集め、市に提出しました。
7月議会で、私はこの件を一般質問し、市長から「北部医療圏は医療提供体制の更なる充実に資する取組を進める必要がある」「本市のスタンスが実現されるよう取り組んで参りたい」と答弁があり、前向きな考えを示しました。引き続き、救命救急センター設置実現に向け、努めて参ります。
公明党川崎市議団 やなぎさわ優
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