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麻生区 意見広告

公開日:2023.10.20

県政報告【8】
国際福祉機器展「いのち輝くアート展」視察
神奈川県議会議員 小林たけし

 9月27日、私は東京ビッグサイトで開催された国際福祉機器展を視察しました。最新の福祉機器を自分の目で確認することはもちろん、この展示会の50周年特別企画である「いのち輝くアート展」で障がい者の皆さんの芸術作品を鑑賞することも訪問目的の一つでした。

 このアート展での私のお目当ては、書家である金澤翔子さんの席上揮毫(書道パフォーマンス)です。この日は、翔子さんとお母様が力を合わせて「飛翔」と揮毫。翔子さんが力強く筆を握り、お母様が墨を紙で吸い取りながら作品に仕上げていきます。多くの来場者が、その一挙手一投足をじっと見守っていました。

 翔子さんの表現能力の高さは言うまでもないですが、懸命に支えるお母様の愛情と努力、そして母娘の絆が力の源泉になっていることが良く分かるひと時でした。そのお二人が神奈川県のために贈って下さった言葉が「ともに生きる」のフレーズです。神奈川県当事者目線の『障がい福祉推進条例〜ともに生きる社会を目指して〜』には、「障がい者一人ひとりの立場に立って、その望みや願いを尊重し、支援者や周りの人が工夫しながら支援することで、障がい者のみならず障がい者に関わる人々の喜びにつながり、その実践こそが当事者目線の障がい福祉である」との考えが根底にあります。

 現在、県議会の自民党会派に所属する県議会議員は私を含めて48人。それぞれの議員の関心分野が異なる中で、後輩に勉強の機会を積極的に作って下さる先輩議員が多くいます。国会議員秘書時代は外交安全保障一筋でしたが、今回は児童虐待や障がい者福祉をライフワークとする敷田博昭県議(横浜市都筑区)からお誘い頂き、本分野で知見を積むことが出来ました。日本一長寿の街・麻生区の皆さんが元気で楽しく長生きしていただける健康寿命増進に向けて、私も一つひとつ勉強して参ります。

※関連ページ:https://hcr.or.jp/seminar/art-exhibition

小林たけし

川崎市麻生区百合丘1-17-5-704

TEL:080-5060-4702

https://www.kobayashitakeshi.com/

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