麻生区 意見広告
公開日:2023.11.24
県政報告【12】
「憂いあって備えなし」で良いのか?
神奈川県議会議員 小林たけし
北朝鮮からの弾道ミサイルが万が一飛んで来たら、どこに避難すれば良いでしょうか? 実は神奈川県のHPで、その対応策をまとめた動画を視聴できます。県庁の職員と意見交換すると、弾道ミサイルに対して知事や県の幹部が避難する特別な場所はないという話でした。映画『シン・ゴジラ』では総理大臣がゴジラにやられてしまいますが、現実に知事が不在になっては困ります。事後対応へ知事の役割は大変重要です。何が何でも生き抜いて任務に当たってもらわねばなりません。
私は県民の命はもちろん、県の司令塔である知事と県幹部が、有事であっても正常に機能し続けることが極めて重要という問題意識を持っています。その意味で万が一の場合に避難できる防空壕が平時から県庁内に必要だと考えていました。
百聞は一見にしかず。茨城県つくば市の日本核シェルター協会を視察しました。地下5mに設置されたシェルターは、20cmの極厚扉で守られています。中には非常食等もあり、普段は防災用物置にも応用可能です。大地震にしても観測史上最高の酷暑にしても、これからは想定外を想定して事に臨まねばなりません。県だけでなく、国や市、国民の理解も必要になります。「備えあって憂いなし」と言えるように広く県民の皆さんに必要性を訴えて参ります。
動画:https://www.pref.kanagawa.jp/docs/j8g/cnt/f7115/p1131136.html
小林たけし
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川崎市麻生区百合丘1-17-5-704
TEL:080-5060-4702
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