麻生区 教育
公開日:2023.11.24
柿生への愛あふれる式典
各学年が学習成果を披露
市立柿生小学校(杉本眞智子校長/児童数827人)は今年、創立150周年を迎えた。11月18日には、同校体育館で記念式典が行われ、各学年の児童がさまざまなテーマに基づき、柿生について学んだことを劇などで発表。学校やまち、地域住民への愛や感謝を伝えた。
150周年のコンセプトは「オール柿生のウェルビーイング」。児童や教員、地域住民など、柿生に携わる全ての人に幸せを感じてほしいと思いを込め、決定した。
11月18日に行われた記念式典では、150年前にタイムスリップした児童たちが、6つのテーマに基づき、柿生について学んだことで、現代に戻るために必要なキーを手に入れていく、というストーリーを題材に、各学年が劇などを披露。
1、2年生は生活科、3〜6年生は総合的な学習の時間で学んだ内容を盛り込み、会場を訪れた来賓や招待客ら140人に向け、学習成果を発表した。
長所盛り込み
1年生は「学校」をテーマに、国語や音楽の授業で習ったことを取り入れ、歌や踊りを披露した。2年生のテーマは「まち」。ニュース番組のリポーターになりきり、地域の人の活動や仕事への思いを紹介した。来賓として出席した福田紀彦市長と青木功雄川崎市議会議長にもインタビューと称し、挨拶に繋げる場面も見られた。
3年生は「伝統文化」を題材に、地域住民から習った柿生音頭と片平囃子を、法被を着て披露した。4年生は「人」をテーマに、世代や障害の有無を超えて、誰でも一緒に楽しめるまちづくりについて劇で発表。3、4年生が合同で、150周年記念事業歌として作られた『柿生小ダイスキ‼︎』を披露すると、会場からは拍手が上がった。
5年生は歌や劇で「自然」について発表。植物や虫など生物になりきり、地域で環境に配慮した取り組みが行われていることに触れた。6年生は創立当初からの「歴史」を劇形式で発表。有志児童が同校に関係の深い臼井義胤氏になりきってクイズを出題するなど、会場を盛り上げた。5、6年生も150周年記念合唱曲『夢の扉』を披露し、来賓を魅了した。
式を終え、杉本校長は「子どもたちが思う柿生の大好きなところ、一緒にお祝いしたいという気持ち、この節目の年に在校できたという感動など、いらした方に伝わっていればうれしい」と振り返った。
柿生小の未来へ
「ALL KAKIOでつなぐ未来〜かがやく友情 きらめく未来をつくる 思いやりのある 柿生っ子〜」を150周年スローガンに掲げて活動を行ってきた同校。各クラスで「か・き・お」の言葉に当てはめながら、どんな学校にしていきたいかを話し合い決定した。
杉本校長は「まだ入学していない未来の柿生っ子も含め、力を合わせ行動できる子どもになってほしい」とスローガンに込めた思いを語った。
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