麻生区 教育
公開日:2023.12.08
寺子屋わかたけ
手づくり米を餅で味わう
真福寺小児童25人が体験
市立真福寺小学校で12月2日、同校の児童が餅つき体験を行った。
同体験は、同校児童を対象に放課後の学習支援を行う「寺子屋わかたけ」の活動の一つ。今年度は新たに米づくりを企画し、田植えや稲刈り、脱穀に挑戦してきた。今回は約半年かけて育ててきたもち米約20kgのうち5kgを使い、餅つきを実施。今までの活動に携わってきた子どもたちに参加を呼び掛け、25人が体験した。
当日は同実行委員会の井上俊夫実行委員長の説明を受け、2グループに分かれて同校の中庭へ。「杵が重い」「お米のいい匂い」など口々に声を上げながら、杵を振り上げ、餅をついた。
出来上がった餅はすぐに一口大に丸められ、きなことあんこで味付け。参加者は自分たちでついた餅を味わった。
初めて体験した栗田栞那さん(3年)は「杵が重くてなかなか真ん中をつくことができなかった。お米の食感が残っているところもあるけど、モチモチでおいしい」と満足気な表情を見せた。
井上委員長は「今の子は、餅つき体験はもちろん、つきたての餅を食べる機会もなかなかない。味わってもらえてよかった」と笑顔で語った。
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