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麻生区 教育

公開日:2024.01.05

寺子屋しらとり
キャリア教育で仕事紹介
プロが講師 生徒22人参加

  • 講師が仕事の内容などを紹介

 イラストレーターや国際協力などの仕事に携わる人たちの話を聞く交流会が12月20日、市立白鳥中学校と、片平こども文化センターで行われた。

 今回の交流会は、子どもたちの学習支援を行う「寺子屋しらとり」の初の体験活動として企画されたもの。寺子屋しらとりは、キャリア教育や国際教育を推進するNPO法人アンリミテッド(瀬尾健一理事長)が実施している。

 今年4月から、同校の生徒を対象に毎週水曜日に学習支援を行ってきた同団体。今回、初の体験活動として、ゲームクリエイター、イラストレーター、映像ディレクター、国際協力の仕事に従事する4人の講師を招き、交流会を企画した。

 当日は、22人の生徒が参加。各講師が仕事内容や、仕事で大事なこと、どうやってその職業に就いたかなどを紹介。イラストレーターの松岡啓介さんは「イラストを描くにも、いろいろな人と関わって仕事をしている。コミュニケーションが大事」と生徒たちに投げかけた。参加した生徒は「リアルな話が聞けて勉強になった。参加して良かった」と話した。

 瀬尾理事長は「世界につながる様々な仕事を知ることで、自分の将来のキャリアについて考えるきっかけになればと思い企画した。講師が具体的なアドバイスや激励を行うなど、一人ひとりとの対話も行うことができた。子どもたちの『やってみよう』という前向きな気持ちにつながれば」と期待を寄せた。

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