渡田郵便局で強盗訓練
渡田郵便局(土屋正範局長)で今月20日、同郵便局と川崎臨港警察による模擬強盗訓練が行われた。
二人組の強盗役となった署員が本物さながらの迫力で局内に押し入り、郵便局員に拳銃を突きつけ現金を要求。500万円を奪い車で逃走するという設定。開始からわずか1分20秒ほどで現金が奪われたことに局員からは「来るのが分かっていたのに動けなかった」との驚きの声が上がった。
振り返りでは、署員から通報ボタンを押すこと、現金の引渡しの際にも安全かつ時間を稼ぐこと、警察に詳細な被害状況を伝えることの3点を心がけることが説かれた。
土屋郵便局長は「今回の訓練を生かし、通報ボタンの場所の再確認や、動線確保などの見直しをしたい」と話した。川崎臨港警察署生活安全課船越課長は「犯人検挙には迅速な対応が必要。人命を最優先にしながら冷静に対処できるように、日ごろから意識してくれれば」と話した。
神奈川県警によると今年1月から8月末までの強盗発生件数は全国45件で、その内28件が郵便局での被害という。
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4月12日