神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
川崎区・幸区版 公開:2012年4月20日 エリアトップへ

川崎区殿町に道場を開設した「ワールド女子プロレス・ディアナ」の代表を務める 井上 京子さん 東京都品川区在住 42歳

公開:2012年4月20日

  • LINE
  • hatena

地域密着でプロレス人気回復を

 ○…顔の中央部に施したコウモリのようなペイントがトレードマーク。スピード、パワー、テクニックなど全てを兼ね備え、全日本女子プロレス時代には世界タッグ王座など数々のタイトルを獲得してきた人気プロレスラー。「もう一度プロレスブームを起こさないといけない」と1年前に当時所属していた団体を飛び出し、「ワールド女子プロレス・ディアナ」を設立。自ら代表となった。世田谷区からこの4月に川崎区殿町に道場を移転した。川崎市の印象は「地域スポーツが盛んな街」。地域密着で活動していきたいと意気込む。

 ○…とはいうものの、プロレス界を取り巻く環境は、テレビ放映の減少などで厳しい状況にある。新団体を設立した際、9割の人から「女子プロレスはもう終わり」、「飛び出しても何も変わらない」と、きつい言葉を投げかけられた。「悔しくて涙したこともあった」。しかし、応援してくれる1割の人の声に応えるため「本物のプロレスを見せられるような団体にしていく」と誓う。

 ○…山形県出身。子どものころからスポーツ万能。小学生のころ父親から「何でもいいからオリンピック選手を目指せ」と体を鍛えるために砲丸を渡された。毎日筋力トレーニングを課せられ「本当に”スポ根アニメ”の世界でしたよ。辛くてどうやってサボろうかを毎日考えてましたがダメでした。おかげで我慢強くなりましたけどね」。今ではそれが糧になっている。高校卒業後に、父親を説得し、夢だったプロレス界の門を叩いた。

 ○…4月30日には川崎市体育館で1周年を記念した大会を行う。同体育館では01年にライオネス飛鳥選手と死闘を繰り広げた。ファンの間で伝説と語り草になっている”聖地”でもある。「またファンを魅了したい。そして今後のプロレス界を担う後輩たちの手本にもなる試合ができれば」。プロレスを未来につなぐゴングが30日、鳴り響く。
 

川崎区・幸区版の人物風土記最新6

斎藤 優貴さん

数々の国際ギターコンクールで優勝し、世界を舞台に活躍するギタリスト

斎藤 優貴さん

多摩区出身 26歳

4月12日

沖山 秀次郎(ひでじろう)さん

少年消防クラブ指導者として総務大臣表彰を受賞した

沖山 秀次郎(ひでじろう)さん

川崎区桜本在住 78歳

4月5日

佐藤 翠(みどり)さん

川崎市男女共同参画センター「すくらむ21」で居場所事業を担う

佐藤 翠(みどり)さん

東京都在住 32歳

3月29日

杉山 孝博さん

社会医療法人財団 石心会理事長を務める

杉山 孝博さん

幸区在勤 76歳

3月22日

本田 志帆さん

全日本学生フルコンタクト空手道選手権に優勝した

本田 志帆さん

幸区戸手在住 20歳

3月15日

太田 隼矢さん

美男コンテスト「ミスター・ジャパン2023」でグランプリを受賞した

太田 隼矢さん

宮前区出身 26歳

3月8日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 12月8日0:00更新

  • 8月4日0:00更新

  • 4月28日0:00更新

川崎区・幸区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

川崎区・幸区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月13日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook