神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
川崎区・幸区版 公開:2014年3月14日 エリアトップへ

競輪宿舎を地域に開放 4月中の利用開始を予定

社会

公開:2014年3月14日

  • LINE
  • hatena
小向西町にある選手宿舎「小向会館」
小向西町にある選手宿舎「小向会館」

 川崎市は年間80日程度しか利用されていない川崎競輪の選手宿舎「小向会館」を地域開放する準備を進めている。開放するのは、ロビーや会議が行える大部屋など施設の一部。市では、利用方法などの策定を進め、4月中の地域開放を予定している。

 選手宿舎(幸区小向西町4の110)は、不正を防止するために出場選手が開催日前日から入る施設で、1999年に約19億2千万円を投じて市が整備した。定員は144人で選手が寝泊まりする宿泊室をはじめ、食堂や浴室、トレーニング室などを完備している。施設維持費は警備費や清掃費で年約1千万円、光熱費も約1600万円に上る。

 一方で施設が利用されるのは、年20回開催される川崎競輪(通常1開催約3日間)の開催期間とその前後の日、合わせて80日程度。残りの約280日は全く利用されていない。多額の維持費がかかりながらも施設が有効活用されていないのが現状だ。

 建設時から地域開放を検討してきたが地域の要望を受け、昨年、利用方法などの策定を開始、4月中に開放できる見込みとなった。

 開放が予定されているのは、ロビーや会議が行える大部屋など施設の一部。宿泊室やトレーニング室などは、選手の不正防止や維持管理費が現在より膨らむため見送られる。料金は光熱費や管理費等を実費で徴収。市公営事業部では「地域住民の意見を聞きながら開放を進めていきたい」としている。

川崎区・幸区版のローカルニュース最新6

飛鳥時代の倉庫復元

橘樹官衙(たちばなかんが)遺跡群

飛鳥時代の倉庫復元

「歴史公園」5月18日オープン

5月3日

京急が記念ヘッドマーク

京急が記念ヘッドマーク

川崎大師大開帳奉修記念で

5月3日

一般開放9日から

生田緑地ばら苑

一般開放9日から

3300株が咲き誇る

5月3日

「風船爆弾」めぐる対談

参加者募集

「風船爆弾」めぐる対談

明大登戸研究所資料館で

5月3日

高校生日本一を報告

空手

高校生日本一を報告

冨山選手が市長表敬

5月3日

ハングル入門講座

ハングル入門講座

 5月20日から 市ふれあい館で

5月3日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 12月8日0:00更新

  • 8月4日0:00更新

  • 4月28日0:00更新

川崎区・幸区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

川崎区・幸区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月3日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook