浜町2丁目の「川崎愛泉ホーム」を前身とする総合児童福祉施設「あいせん」が8月25日、開所した。運営主体は社会福祉法人神奈川県社会福祉事業団。
延床面積は約2200平方メートルで地上5階建て。「あいせん保育園」と児童養護施設「すまいる」、地域の子育て相談業務を行う「あいせん児童家庭支援センター」、地域交流スペースの4施設が入所している。1、2階の保育園は、地域の待機児童解消を目指し、定員を70人に拡大。3階から5階に入る児童養護施設の定員は30人で、すでに入所している子どももいる。
前身の施設にあたる「愛泉ホーム」は1965年(昭和40)、近隣地域の住民の生活改善・向上を目的に開設された。開設当初は地域住民の食堂、浴場、理髪などの福利厚生機能(隣保事業)を担い、近隣地域の福祉ネットワークの拠点としても機能した。
建物の老朽化により、2011年に建て替えを決定。翌年には解体作業が終了していた。昨今の地域環境の変化に配慮し、隣保事業を廃止。「児童福祉」に特化した複合施設として生まれ変わった。
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