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川崎区・幸区版 公開:2015年1月23日 エリアトップへ

第27回「川崎市自治功労者表彰」を受賞した 山内昭伍(しょうご)さん 桜本在住 87歳

公開:2015年1月23日

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地域の絆、紡いで20年

 ○…区長の推薦を受け、住民自治の振興と発展に貢献した人物が各区から1人ずつ選出される自治功労者表彰。「いただける日が来るとは」と、万感の思いを口にする。桜本一丁目町内会長を20年務め、同町内会も属する臨港地区町内会連合会の会長、田島地区社会福祉協議会副会長、田島地区交通安全対策協議会副会長、臨港警察署防犯協会副会長など、役職は多岐にわたる。広域的かつ長期的な取り組みで、地域の絆を紡いできたことが評価された。

 ○…活動の根底にあるのは「地域の人と人との交流を深めたい」という思いだ。中でも自身が特に力を入れてきたのは、バレーボールやソフトボール、綱引きなど地域のスポーツレクリエーション運営。町内でチームへ勧誘するところからコミュニケーションが生まれ、プレー中は団結力が強まる。「ご近所付き合いの一つの在り方ですよね」。田島地区スポーツ活動振興会の会長も務め、かつてママさんバレー大会では素人ながら審判に。当初はルールが全く分からなかったため、教本を買って勉強するほど、熱心に取り組んだ。

 ○…仙台市出身。鶴見で電気設備会社を営む兄の会社で働くため、55年に桜本へ移り住んだ。定年まで勤め上げた後は、それまでも関わっていた地域の活動に全力投球。町内会への加入者減少といった課題に対し、桜本へ移住してくる人へ向け町内会への勧誘チラシを作ったり、市への働きかけを行ったりと奔走する。

 ○…役職も多ければ趣味も多彩。「下手の横好きです。でも最近は落ち着いて隠居生活ですよ」と笑うが、囲碁、将棋、ゴルフ、草野球、スキー、茶道など、気の向くままに楽しんできた。趣味に割いていた時間も今ではスポーツ大会でのあいさつや美化活動など、いつの間にか地域のための活動に費やしている。20年とひと区切りを迎え、「そろそろ後任に託すかな」と呟きながらも、まだまだ地域のために尽力する。

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