桜本の川崎市ふれあい館で6月24日、「大人・ふれあい館まつり」が開かれ、同館を利用する成人サークルが日頃の練習の成果を発表した。
参加したのは、社交ダンス、日本民謡の踊りの会、在日コリアンの高齢者サークル「トラヂの会」、フォークダンスや町内の高齢者のカラオケサークルなど約10団体。
艶やかなチマチョゴリをまとったトラヂの会は、韓国舞踊「扇の舞」を披露したほか、ハワイ音楽に載せてフラダンス「パルセル」を舞った。踊りの会「なでしこ」のメンバー6人は軽快なリズムに合わせ「晴れ晴れ音頭」を披露。桜本1丁目のカラオケサークル「長寿会」は89歳の最高齢者をはじめ10人の会員が「南部のふるさと」を熱唱した。
発表後には、ジルバやサンバのステップを習ったり、盆踊りやフォークダンスを全員で踊り、交流を深めた。
参加者は同じ地域に住み、ふれあい館を利用しているが、普段は中々、顔を合わすことがないという。「在日コリアンも、沖縄から移住した人や各地から川崎に住むようになった人びとが、それぞれの文化を披露しながら、交流を深め、楽しく過ごしたようだ」と原千代子館長は語った。
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