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川崎区・幸区 文化

公開日:2016.02.12

「いじめ問題解決の契機に」
アマ劇団が新川通で公演

  • 加害者とされる生徒の祖母に詰め寄るシーン

 新川通の川崎H&Bシアターを拠点に活動する「劇団企てプロジェクト」(別府寛隆代表)が、2月19日からの公演に向けて稽古に励んでいる。

 同劇団は川崎H&Bシアターの代表を務める別府さんが主宰するアマチュア劇団。20代から60代までの社会人12人で組織する。別府さんは03年にシアターを開設。当初は公演ごとに演者を集めていた。15年3月に「転勤や結婚で劇団を離れた人も、再び演劇ができるような居場所を作りたい」と劇団を設立。昨年6月に旗揚げ公演を行い、今回の公演は2回目。

 高校教諭の畑澤聖悟さんの脚本を使い、「親の顔が見たい」を演じる。物語はいじめで自殺した生徒の親や加害者とされる生徒の親、教師らの対話劇。

 同劇団の演出家、小山裕嗣さんは「いじめ問題を解決する一歩として、当事者意識をもつきっかけになれば」と願いを込める。

 日程は2月19日(金)午後7時15分、20日(土)午後1時30分、午後6時30分、21日(日)午後2時の計4回。川崎H&Bシアター(新川通11の17サンシャイン新川3階)で。チケットは前売り当日ともに、一般2000円、小中高生1000円。

 問い合わせは、同劇団【メール】kuwadateproject@gmail.comか、スペース29【電話】03・3440・2905(別府さん)まで。

読者プレゼント

 20日(土)午後6時30分と、21日(日)午後2時の公演にペア1組ずつ、計2組4人を招待。応募はハガキに住所、氏名、年齢、電話番号、性別、希望公演日時を明記し、次の宛先まで。〒211―0042川崎市中原区下新城3の14の7(株)タウンニュース社川崎支社「劇団企てプロジェクトチケット係」まで。2月16日(火)必着。

 なお、個人情報はチケット郵送にのみ使用し、当選者の発表は発送をもってかえさせていただきます。

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