桜本商店街入り口付近に歩道にある約10本のカリンの木が実をつけ、今月12日、同商店街と若者ボランティア=写真上=による収穫作業が行われた。
かつてこの地域一帯は果樹園が広がっていたことに同商店街が着目。1983年(昭和58年)、同商店街の第1期近代化事業の一環として「果樹のなる街」を目指し、そのシンボルにカリンとヒメリンゴを植栽し、毎年この時期にカリンの実を収穫している。
同商店街によると、多い時期だと500個程度実をつけるが、今年は過去最大。大きなものは横の長さ15センチ、胴回りは42センチに上った。
同商店街の石垣順之さんはカリンがたくさん収穫されたことに言及。同商店街には九つの福の神(九福神)が祀られていることから「九福神のご利益が上がる。商売繁盛に期待したい」と話した。
収穫されたカリンは同商店街で販売され、収益を社会福祉事業に役立てていくとしている。
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