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川崎区・幸区 スポーツ

公開日:2017.06.09

Bリーグサンダース
ニック 最優秀選手に
平均27点で得点王も

  • チャンピオンシップ決勝で23得点をあげたファジーカス選手(中央)=国立代々木競技場

 プロバスケットボール「Bリーグ」1部で年間準優勝を果たした川崎ブレイブサンダースのニック・ファジーカス選手(31)が、レギュラーシーズン最優秀選手賞(MVP)を受賞した。あす6月10日には、福田紀彦市長から川崎市スポーツ特別賞が贈られる。

 米コロラド州出身で、身長210センチのファジーカス選手は、2012年に来日。旧ナショナルリーグ(NBL)の東芝ブレイブサンダース神奈川(現川崎ブレイブサンダース)に入団した。

 Bリーグが誕生し、川崎市を拠点に新体制のチームで始動した今季は、リーグ戦60試合全てに先発出場。1試合平均27・1得点、通算1625得点を記録して得点ランキング1位を独走してきた。リバウンドでも2位につけ、不動のセンターとして川崎のリーグ最高勝率とチャンピオンシップ進出に貢献した。

準V 攻守に躍動

 B1初代王者を決める先月27日のチャンピオンシップ決勝では、栃木ブレックスの激しいマークにあいながらも、チーム最多の23得点を記録。79―85で競り負けたが、攻守の要として準優勝の原動力になった。

 リーグでは得点王のほか、ベストファイブ(5選手)にも選ばれた。MVPを受けて、ファジーカス選手は「レベルが高くて素晴らしいリーグでプレーさせていただき、皆様のおかげでベストを尽くせた。チームのスポンサーやファン、コーチ陣、チームメートにお礼を申し上げたい」とコメントしている。

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