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川崎区・幸区 教育

公開日:2017.07.28

川崎市歌にかける青春
幸高校商業研究チーム

  • 川崎市歌は私たちが広めます、と意気込む

 幸高校3年生の竹内優花さんをリーダーとする商業研究チームの生徒たちが、川崎市歌の認知度を高めるための活動を行っている。

 同校は課題研究という授業の中で「高校生の地域貢献」を一つの目的としており、2年前から市歌の認知度を高め、地元川崎の活性化を図ろうと活動を継続してきた。

 活動の成果として昨年4月からJR川崎駅南武線ホームの発車メロディーとして市歌が採用されている。

 今年のチームは幸区とのコラボレーションを計画し、石渡伸幸区長にプレゼンテーションを行い、10月7・8日に開催される幸区民祭への参加が決まっている。

 当日はステージで同校吹奏楽部と有志の生徒30人ほどで市歌をメインに合唱を行ったり、ブースを設けて市歌についてのアンケート調査を行う予定だ。アンケートは現在も同校ホームページから答えられるようになっている。

 生徒たちは4月からこれまでの活動を報告書にまとめ、8月23日に開催される生徒商業研究発表大会神奈川大会に臨むことになっており、そのために一人でも多くの人にアンケートに答えてもらいたいという。

 また今月26日から幸区役所の始業・終業のチャイムが市歌になっている。このチャイムの音源制作も生徒たちが行ったものだ。

 チームの一人、潮田凱(うしおだがい)さんは「市歌を広めるために色々な人の力を借りてきた。区役所からもチャイムの話をもらうなど、皆に応援されているので期待に応えられるように頑張りたい」と語った。

 今年5月までの同校のアンケートによれば川崎市歌の認知度は43・1%。一方、隣の横浜市の市歌認知度は72%にのぼる。

 市歌の認知度を上げるため、また研究発表大会の準備のため、生徒たちは夏休み返上で日々、活動を続けている。

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