幸区役所は庁舎の利便性確保や窓口サービスの向上を図ることを目的に、区役所内のWi―Fi設備の増設などICT(情報通信技術)環境を充実させるほか、広告付き庁舎案内表示板の設置と運用を12月1日から開始した。
新しい案内表示板は1階総合案内横に設置され、幸区全域図や庁舎周辺図、公共施設インデックス、インデックス広告、庁舎フロア案内、サイネージ広告、行政情報・会議情報などがモニターで見られる。
広告付き庁舎案内表示板は市内でも川崎区、中原区以外で設置をされているが、幸区の設置にはこれに加え、Wi―Fi通信環境の整備、タブレット端末の配置も同時にされたことに特徴がある。
Wi―Fiは来庁者の利便性の向上もさることながら、災害時に電話回線のパンクなどが危惧されるなか、災害対策本部が設置された際の通信機能の強化に期待がもたれる。
タブレット端末は総合案内の他、1階から4階の各フロアに1台ずつ計5台が配置された。
庁舎内の案内時に、これまで印刷物を見せながらだったものをタブレットに変えることで、文字が小さくお年寄りに見にくかった物も拡大して見せることが出来たり、日本語の分からない外国人に対して翻訳ソフトを使うことで、スムーズな案内が出来るなど、早くも効果を発揮している。タブレットを使用した多言語による庁舎案内は県内で初となる。
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