川崎区藤崎の「スターブル藤崎」マンションの1階集会室で、16年間、毎週土曜日、囲碁教室が開かれている。
2002年にスタートしたきっかけは、小学校の土曜日が休みになったこと。
主催する石井實さん(82)は地元、川中島小学校のPTA会長だった経験もあり、学校や商店街から、休みの日の子どもたちの遊び場についての相談を受け、自身が指導できる囲碁教室を開くことになった。石井さんの囲碁歴は高校卒業後、就職した会社で先輩に誘われて始めてから60年以上で、アマチュア2段の腕前。07年には(財)日本棋院が認定する学校囲碁指導員の資格も取っている。
02年に始めたころは子ども40人ほどが通っていたが、だんだんと減り、取材当日、子どもは2人。2年ほど前からは大人も参加するようになった。
友山正春君(10)、優聖君(8)兄弟は正春君が幼稚園年中から通っている。正春君は「戦国武将が好きで領地を攻める、守るというのに似ていて、考えるところが面白い」と囲碁の魅力を話してくれてた。
石井さんは「とにかく楽しいからやってみて欲しい。頭の体操にもなるので高齢者には特におすすめしたい。また囲碁ブームが来てほしいね」と話す。
参加するには会場代として月1000円が必要。問合せは石井さん(【電話】044・222・1524)まで。
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