JR東日本は4月21日、幸区北加瀬で開発を進めてきた複合施設「コトニアガーデン新川崎」の「まちびらきイベント」を開催した。多世代の交流の場として地域活性を期待する声が上がった。
コトニアガーデン新川崎は、子どもからシニアまでの多世代が交流できる「街」をコンセプトに、幸区北加瀬2丁目のJR社宅跡地にJRグループのデベロッパー、ジェイアール東日本都市開発が事業主となって開発を進めてきた。
賃貸住宅をはじめ、高齢者福祉施設、認可保育園、商業テナントが入り、広場が整備されている。今年4月2日に全テナントが開業した。
まちびらき式典では渡利千春JR東日本横浜支社支社長が「地域交流を深め、活力あるコミュニティーをつくっていきたい」とあいさつ。来賓として出席した福田紀彦市長は「まちづくりの最先端を体現できる。川崎中に広げていきたいまちづくり」と祝辞を送った。
町内会との連携に期待
谷戸町内会の青山守会長によると、北加瀬地域は商店街も形成されているが、近年は店を閉めたところも多いという。「新しい街の誕生は地域にとって明るいニュース。町内会として地元の祭りや盆踊りなど、様々な情報交換を行いながら盛り立てていければ」とも語った。
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