市立幸高校(増田実校長)で6月22日、メーカーズシャツ鎌倉(鎌倉シャツ)の社員3人を招いた「商品開発」の特別授業が実施され、3年生、86人が出席した。
4月から2回にわたりアパレルの商品開発、流通・販売の現場についての授業を受けてきた。
当日は事前に生徒たちがプレゼンテーションしていた、働くビジネスマン(ウーマン)に着てもらいたいワイシャツを、鎌倉シャツの社員が男女4着ずつ商品の中から似たものを選んできており、生徒が実際に着てファッションショーのように教室内をウォーキングした。
そのショーを見たうえで、生徒たちが生地の素材、柄、襟の形などを多数決で決め、鎌倉シャツが実際に製品を作り、秋の文化祭で展示をするという。
モデルを務めた国吉優果さんは「知識ゼロから始めたので、発見だらけで毎回あきない授業だった。グループで意見をまとめる作業は難しかったが、座学よりも印象に残る授業で良かった」と語った。
同校卒業生でもある鎌倉シャツの犬飼楓さんは「和気あいあいとして楽しかった。積極的に意見もたくさんくれたのも良かった。機会があればまた来たい」と語った。
尾崎史将教諭は「ゴールをどこにもっていくか、考える力、解決力がつく有意義な授業だ」と語った。
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