川崎区日進町に練習拠点がある「ワールド女子プロレス・ディアナ」代表の井上京子選手が今年デビュー30周年を迎えた。10月7日には後楽園ホールで記念大会に臨む。
30周年大会を開くにあたり、井上京子選手は全日本女子プロレス時代の約10年、NEO女子プロレス時代の約10年、ディアナで約8年試合を行ってきた中で関わってきた全ての人に声をかけたという。そのうちの15人がリングに上がり、一日タッグトーナメントを戦う。井上京子選手はデビュー戦で対戦した井上貴子選手とタッグを組む。先輩格のジャガー横田選手、神取忍選手、堀田祐美子選手も参戦。NEO時代の野崎渚選手、宮崎有妃選手とは7〜8年ぶりの顔合わせでプロレスファンにとっては垂涎ものの大会となりそうだ。
井上京子選手にとって後楽園ホールは30年前の10月7日にデビューを果たした場所。その後もシングルトーナメントで優勝を果たしたほか、今でも語り継がれる試合を繰り広げた思い入れの深い聖地だ。無類の強さを誇ってきたが最近は若手が台頭。この夏にはシングルマッチでベルトを手放してしまった。「まだまだやれるぞというファイトを見せつける」とも意気込む。
同団体は今年の初め、諸事情で練習拠点を殿町から日進町に移した。腰の落ち着かない日が続いたが、それでも周囲の温かいサポートがあり、道場内で定期的に試合が行えるようになった。一方で道場がある場所があまり知られていないため、認知度向上にも力を注ぐ。今後は若手レスラーを増やすため、キッズ&レスリング教室も定期的に実施する。
30周年大会のチケットは若干残っているという。「子どもからお年寄りまで楽しめる本気、本物のプロレスがディアナ。30年やってきたことをリングで発揮したい」と井上京子選手は語る。チケットの問い合わせは、同団体(【電話】044・280・6437)。
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