戻る

小田原・箱根・湯河原・真鶴 文化

公開日:2026.01.24

小田原文学館
文豪たちから「先生」へ
長谷川如是閑の寄贈本展示

  • 作家直筆の献呈本を展示

 近代日本を代表する評論家で、晩年を小田原で過ごした長谷川如是閑(にょぜかん)に関する展示が、小田原文学館で2月15日(日)まで開催されている。

 長谷川如是閑は1875年東京生まれ。1908年に大阪朝日新聞社に入社し「天声人語」を担当。退社後はフリーのジャーナリストとなり、大正デモクラシー期を代表する論客として活躍した。80歳の時、友人から贈られた市内板橋の家「八旬荘」に移り住み、69年に亡くなるまでの晩年を過ごした。

 今回の展示は「作家から評論家への献呈本」と題し、如是閑へ敬意を表して贈られた著書を紹介。谷崎潤一郎や尾崎一雄など小田原ゆかりの作家をはじめ、徳川夢声や初代水谷八重子といった幅広い分野の文化人が「長谷川如是閑先生」宛てに謹呈した本、さらには文学者の自筆原稿など約30点が並ぶ。

 展示資料は、1964年に如是閑が自身の蔵書約600冊を市立図書館に寄贈したもの。これらは「長谷川如是閑文庫」として、現在は市立中央図書館の閉架書庫に所蔵されており、中には閲覧可能な本もある(要予約)。

 展示を担当した学芸員の山口博さんは「昨年は如是閑生誕150年の節目だった。図書館では実際に手に取ることもできるので、ぜひ読んでみてほしい」と話している。

 月曜(祝日の場合は翌平日)休館。午前10時〜午後5時。一般250円、小・中学生100円。(問)中央図書館【電話】0465・49・7800

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

小田原・箱根・湯河原・真鶴 ローカルニュースの新着記事

小田原・箱根・湯河原・真鶴 ローカルニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

求人特集

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS