稲毛神社(川崎区宮本町・市川緋佐麿宮司)で開催される新春恒例行事「有名人慈善絵馬展」(元日から7日まで)に向け、同神社には、各界で活躍する著名人直筆の絵馬が続々と寄せられている。今年の話題をモチーフにした作品をはじめ、個性豊かな見ごたえある作品が見られる。
今回も約250点の趣向を凝らした作品が神社境内の特設コーナーに展示される。現在、同神社には来年の干支「亥」にちなんだ絵馬をはじめ、縁起物の作品などが届けられている。
漫画家の所ゆきよしさんは、「二刀流」で活躍した米大リーグ・エンジェルスの大谷翔平選手と伝説の名選手べーブ・ルースの似顔絵を描いた。9月29日の阪神競馬場でJRA通算4千勝を達成した武豊騎手は、ピンク色の勝負服をあしらった絵馬を出品する。
川崎に縁の深い作品も多く、サッカーJ1連覇を果たした川崎フロンターレは鬼木達監督、小林悠選手、中村憲剛選手、大島僚太選手、谷口彰悟選手、家長昭博選手が作品を寄せた。
今年、運営会社がDeNAに変わったバスケットボールBリーグの川崎ブレイブサンダースは北卓也ヘッドコーチ、篠山竜青選手、辻直人選手、ニック・ファジーカス選手ら計13人が出品する。
柔道バルセロナ五輪金メダリストの古賀稔彦さんは「感謝のあとに恩返しできる私でありたい」とのメッセージを記した。このほか、福田紀彦市長、書家の叶春華さん、ご当地アイドル「川崎純情小町☆」、歌手の花川由香さんらの作品もある。
同神社は「新年の参拝とあわせて、縁起物の味わい深い作品を楽しんでもらえれば」と語る。
お気に入りは入札で
展示される絵馬の中で気に入った作品があれば、入札でき、最高価格の人が落札できる。収益金は社会福祉などに充てられる。問い合わせは、同神社(【電話】044・222・4554)。
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