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公開日:2026.02.13

衆院選神奈川10区
自民 田中氏が11選
維新 金村氏は比例復活

  • 支援者から花束を受け取る田中氏(左から2番目)

    支援者から花束を受け取る田中氏(左から2番目)

  • 支援者と握手する金村氏(右)

    支援者と握手する金村氏(右)

  • 自民 田中氏が11選 (写真3)

 第51回衆議員議員選挙が2月8日に投開票され、神奈川10区(川崎区・幸区)は自民党前職の田中和徳氏(77)が5万9967票を獲得し、議席を守った。日本維新の会前職の金村龍那氏(46)が比例で当選を果たした。同選挙区の投票率は前回比0・28ポイント増の52・01%だった。

 神奈川県内では小選挙区の全議席を自民党が獲得した。

 11度目の当選を果たした田中氏は「国民の皆様から『もう一度頑張れ』という声が反映されたのだと思う」と振り返った。神奈川県内で唯一、自民・維新の与党前職同士が一騎打ちする注目の選挙区となった。陣営によると、町内会・自治会や各種団体の会合を精力的に回り、田中氏は長年の「地域のパイプ役の顔」である点や実績を強調し、票の獲得につなげた。「国会はあっという間に始まる。予算を早く決めなければいけない。治安対策も、カーボンニュートラルもまだまだ、道半ば。力の限り、期待に応えるために働いていきたい」と抱負を述べた。

 金村氏は約4万票を獲得し比例で復活。選挙戦では川崎駅頭やSNSを選挙活動の中心に据え、政策を訴えた。選挙ビラの受け取りの反応は悪くなかったが、与党・維新が何をしたいのかが問われる中、有権者への状況説明に序盤は苦慮したという。前回に比べ1万票余り得票数を減らした点について「活動量なのか、アプローチの仕方なのか、国政政党としてのポジションが変わったことなのか解析したい」と述べた。一方で選挙区有権者の6割が高市政権に投じたとし「与党のストッパー役として期待されていると思う」と政権内での存在発揮に意欲をみせた。

 国民民主党新人の山口翔平氏(35)は「働く人が報われる社会」を掲げ、現役世代の手取り増などを主張した。選挙期間中は玉木雄一郎代表が応援に駆けつけアピールを行った。約3万4千票を獲得し、比例復活に期待を寄せたが、議席獲得に至らなかった。

 共産党新人の中野智裕氏(67)は消費税を直ちに5%減税する政策を訴えた。高市首相の自衛隊憲法明記への意欲的な発言を受け、選挙最終盤には平和への危機を募らせる若い女性の声が直接寄せられた。平和を守る政治の必要性を訴えたが当選に及ばなかった。

 参政党新人の橋本公夫氏(33)は駅前商店街を中心に教育改革や食と安全政策などを訴えた。社会保険料の削減には耳を傾けてもらえることを実感したという。出馬が遅かったことから出遅れ感はあったものの、党の認知度があることを実感。当選は果たせなかった。

 今回の衆院選ではチームみらいから比例で出馬した元川崎市議の山田瑛理氏(43)が当選した。

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