テロ事件を想定した警察の訓練が8日、JR川崎駅前ほか、市内各所で行われた。
羽田空港に到着したテロ集団が多摩川河川敷で爆破事件を起こし、川崎駅方面へ逃走したという設定。
目撃者の情報や防犯カメラの映像から犯人グループを特定し、駅前で犯人と対峙。1人は取り押さえるが、複数人は電車でさらに逃走。撮影した犯人の写真データを鉄道警察隊などに手配し犯人を追跡。その後、各警察署管内で検挙されるという流れで訓練は行われた。
市内8警察署、県警本部の通信指令課、自動車警ら隊、鉄道警察隊、機動捜査隊の合計約300人が参加した。
川崎警察署の北村公彦地域第二課長は「今回の訓練はテロとどう向き合うか、その対策が目的。近い将来、ラグビーワールドカップや、東京オリンピック・パラリンピックがあるが、そうした行事の時だけでなく、継続的に犯罪集団と闘う」と語った。
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